FIREを達成した最強の節約3つ

ご存知の通りFIRE(Financiai Independence, Retire Early)とは、経済的自由を得て早期リタイヤを達成しようというものですが、高齢化社会が深刻化することで日本のサラリーマンが益々経済的に報われない方向に向かっているのは明らかであり、今後益々FIREを目指すトレンドは続くでしょう。

そもそもいくらあればFIREできるのかですが、家族構成や脱サラ後にどんな生活をしたいのかによって変わります。FIREすれば一生働かなくて良いという認識の方が多いかもしれませんが、決して脱サラして優雅な生活できるというわけではなく、どちらかといえば働かなくていい自由な時間が一定期間得られるもの、とご理解いただければと思います。

1億円の現預金があると良いとされていますが、平均給与450万円程度の日本人が頑張って毎年200万円貯めたところで50年かかるので目標が高過ぎます。

質素な生活をしつつ次のキャリアに備えることを前提として、3000万円程度で十分ではないかと思います。なぜなら、毎年200万円貯めれば15年で達成可能ですし、年間300万円で生活できれば、10年間は好きなことをして過ごせます。

家族がいるから300万円は無理と思う方は東南アジアに住めば日本より安く暮らせます。

私の場合、今後は起業家として好きなことをやっていきたいので、成功するまでの生活資金として3000万円くらいあればいいかな、という気持ちだったのですが、少しずつ節約が得意になったことで、短期間で6000万円弱まで貯めることができました。

 

この記事では、普通のサラリーマンでも地道に実践すれば達成できる、再現性の高い考え方について解説していきます。如何に稼ぐかも同じくらい大切なのですが、稼ぐより節約する方がよほど簡単です。

 

管理する

実は殆どの方が自分の収支を管理できていません

会社に経理がいるように、ご自宅にも経理担当を配置しましょう。今回は個人の話ですが、収支管理せず改善しない会社は悲しい結末を迎えてきました。少なくとも会社の業績より、自分の家計の方が大切だと思いませんか。家計管理ができない人がいくら頑張って働いてもバケツの水垂れ流し状態です。こんな感じ↓

 

バケツの穴をふさぐ(平井悟ブログ No.5) – STONE CIRCLE bv naimono

 

家計は主婦が見る、という考え方も古過いので一番向いている人がやりましょう。

私の場合、月次でカードの使用履歴や預金の出金履歴など、収支に関わる情報はエクセルで管理しています。結果として意図しない出費があった時はすぐに気付きますし、詳細を把握することで改善策を検討できます。

管理のコツはマクロを把握しやすい仕組みにしておくことです。例えば、決済はカードのみにする、現金を使う時は出金履歴をリアルタイムで携帯アプリから確認できるようにしておくなど、使用履歴を全てデジタルで管理できるようにしておきます。

こうした観点から、私は家計簿の必然性をあまり感じていません。内容が細かすぎることに加え、アナログ管理なのでマクロとミクロの数字が合わないことが頻発します。

スーパーで何を買ったかなどはカードの使用履歴からはわかりませんが、使用履歴の数字が異常値かどうかはわかります。一旦は、それで十分です。

但し、異常値があればすぐに内容を確認して早急に改善策を議論すべきです。もし気付かぬうちに生活水準が上がってしまったならまずいです。一度上がった生活水準はなかなか元に戻せません。

そうならないために私は日次で収支を管理をちゃんとやったり、週末は妻と一緒に買い物に行き、お金に使い方を統一するようにしています。

 

固定費削減

聞き慣れた言葉かもしれませんが、本当にできているか今一度確認してみてください。

 

家や車を買っていないか?無駄に広い家に住んでいないか?2000円以上の生命保険に入ってないか?光熱費や通信費は妥当か?冷蔵庫に在庫が溜まっていないか?サブスクの管理はできているか?

まず家・車、いりません。普通の人は脱サラしてローンを払い続ける体力がありません。但し、数年後に買値より高く売れる自信があるのなら、これは投資なので是非低金利で買ってください。

賃貸ならスーツケースだけで引っ越しできるくらいものを捨ててください、保管するためにスペース代を払うのは究極の無駄です。車がないと生活できないと言うのなら、車に乗らなくていいところに転職してください。

月に2000円以上生命保険を払っている方、すぐに解約してください。浮いたお金で株式でも買った方が良いです。私は楽天生命に月1220円だけ払っていますが、死亡保障が1000万円ついています。同じ保障内容を日◯生命で契約すると月1万円以上かかるそうです、開いた口が塞がりません。大手はどこも信用を武器にぼったくってきますし、解約するときはデメリットで散々脅しくるので怖いです。

光熱費ですが、電力自由化で今はいくらでも選択肢があります、是非基本料金を取らないところで半額にしてください。通信費ですが、Wifiのある近くのドラッグストアやスーパーに行って使うこともできます私も家にネットがない時はドラッグストアの横の椅子で課題をやっていました。カフェで高いコーヒーを買う必要もありません。どうしても家でYouTubeやNetflixが見たいなら、楽天モバイルか楽天ひかりを無料期間だけ楽しんでください

食費については基本的には毎日スーパーに行きその日に安くて美味しい食材を吟味します。添加物は入ってますが、安いお弁当を買うのもコスパが良いです。在庫を持って品質を落としたり捨ててしまうことが勿体無いからです。

昨今は多くのWEBアプリケーションが登場し、一定の収益が見込めるサブスクサービスが流行っています。ネットフリックスにアマゾンプライム、クラウドサービスなどコスパの良いサービスも多くありますが、上限額など自分なりのルールを決めて上手に使わないと固定費垂れ流し状態になってしまいます。殆ど使っていないサービスはこれを機に解約しましょう。

変動費削減

主に嗜好品の買い物や旅行などがこれにあたりますがメリハリが大切だと思います。例えば、私はお金より時間や幸福度を大切にしているので、殆ど毎日向き合っているパソコン、携帯は香港への留学前に最新のMac bookやI phoneに買い替えました。中国製で十分と言われれば十分ですが、反応速度が少しでも遅いために作業効率を下げ、ストレスを溜めていては本末転倒だからです。

然し、その他殆どは安物買いの銭失いでない限りこだわりがありません。寧ろ、あまり強いこだわりばかり持っているとFIREが遠くなります。もともと原始人だったことを考えれば、食べ物さえあれば生きていけます。

変動費で最も多くなりがちなのがアパレルでしょうか。20代の頃はオシャレしたい願望がありましたが、清潔感さえ保っていれば安い服でいいと思うようになりました。服選びに頭を使うのが勿体無いのでユニクロで同じ服を2〜3着買って着回すのが日課です。スティーブ・ジョブズをはじめ、多くの資産家が同じ考え方だと思います。

更にシェアリングサービスが普及し、メルカリはその代表例です。私がものを買う手順ですが、メルカリ、ラクマ、ヤフオク、ジモティーの中古品を調べていいものがなければ、楽天、アマゾンを比較検討します。当然、楽天経済圏(SPU)やアマゾンプライムはフル活用しています。

売るところまで考えて買うのがポイントです。収支が大切なのであって安ければ良いということではありません。できるだけ高値で売れやすいものを仕入れ、いらなくなったらできるだけ早く売るよう心がけます。

新しいものほど、その価値が落ちるスピードも速いので、新書なんかは余程の保存版でない限り、一度読んだらその場で出品するようにしています。場合によっては買値より高く売れることもありますし、知識も得られて商売のセンスも身に付くので一石二鳥か三鳥です

 

次に旅行ですが、最安で最高の経験を得る方法を考えましょう。例えば、お盆やGW、年末年始など敢えて高い時期に旅行せずに済むよう、まずは仕事で成果を出して繁忙期を避けて休みが取れるようにしましょう!これだけで旅行代が半分になるかもしれません。

そして私は最優先にLCCを検討しますが、ANAの株主優待やJALカードで溜まったマイレージを使うというオプションもあります。私はJALのゴールドカードでマイルがたくさん貯まるようにしていますが、カード会社の特約店(イオングループなど)では還元率が倍になったりするので日々の生活スタイルに合わせてポイ活するのも良いです。クレジットカードを作るときは海外旅行保険が自動付帯してことを確認しましょう。おすすめの動画です↓

 

 

さいごに

細かいテクニックはいくらでも情報が溢れています。あとはどこまでアンテナを高くしていられるかです。日々の積み重ねだけが数年後に大きな結果をもたらします

是非、一円でも節約する方法を色々と実践してみてください。私も日々勉強中です。

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