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MBA留学準備(スコアメイク、出願対策)

MBA留学を実現するには、仕事や家庭の時間の合間に自分の時間をどれだけ捻出し継続できるかが重要になります。

留学を志したときの英語力によって必要な時間が異なることは確かですが、ネイティブレベルではない限りある程度の努力は覚悟する必要があります。

 

今回は、MBA留学を志してから合格するまで、どのように目標設定し自己管理してきたか、反省点などを踏まえ纏めてみます。

私自信、MBA留学を目指したときのTOEICスコアは500点台でIELTSのスコアメイクに4年を費やしました。途中でライフイベントもあったのですが、比較的苦労した方なのではないかと思いますので参考にして頂けると幸いです。

 

TOEFL /IELTS対策

初めに言っておくと、私はTOEFLではなくIELTSを勉強しました。

IELTS対策に必須の1冊です。↓

理由はパソコンに向かってライティングやスピーキングをやりたくなかったことと、殆どのトップスクールがIELTSでの入学を許可しているためです。

勉強を始めた当初、留学予備校で受けた簡易模試のIELTSスコアはバンド4.0でした。MBA留学には少なくとも6.5は必要(欧米は7.0欲しい)で、0.5上げるには100〜300時間が必要と言われています。多く見積もって1500時間((6.5-4.0)/0.5×300時間)は覚悟しなければいけないと予想しました。

私の場合、人の倍は努力しないと人並みにならないこともわかっていましたし、実際それくらいの時間を費やしました。具体的には、まずAGOSのIELTSコース(40万円)を受講し、インドに駐在した後、インドの留学予備校(約3万円)に通いました。結果的に19年3月にインドで6.5を達成しました。

その後も7.0を目指し毎日3時間以上の勉強を続けましたが、19年7月に6.0、19年9月に5.5へとスコアダウンし、バンド7.0を目指すのを諦めました。

反省点としては初期の段階から留学予備校に頼ってしまったことです。圧倒的に勉強時間が不足している中でノウハウだけを学んでしまったので全くスコアは伸びませんでした。少なくとも、自力で5.5くらいは取れるようになってから受講すべきだと思います。

但し、日本の留学予備校は競合が少ないせいかコストがかかりすぎることも付け加えておきます。インドのデリー周辺では留学予備校はいくらでもあり、日本の10分の1以下の値段で授業が受けられますしクオリティも劣りませんでした。

GMAT /GRE対策

ネイティブでもスコアメイクに苦労する程、超ハイレベルな論理分析能力などが問われるので、国語が苦手で時間がない方は早々にVervalを諦めるのが無難ですその代わり、Mathで満点を目指しましょう。

GMAT対策に必須の2冊です。↓

 

私は昔から国語が苦手で結果的にスコアメイクできませんでした。まず、19年7月にインドの予備校でGMAT対策を受講開始しましたが、Vervalの授業には殆どついていけずに終わってしまいました。20年1月に初受験をして450点、6月に480点と殆ど伸びなかったのでGREに切り替えました。然しGREも8月に480点(GMAT相当)、10月に480点(GMAT相当)と全く進歩がなく、最終的にこのスコアで受験しました。

トータル800時間の殆どをVervalに使いましたが、それでも報われませんでした。敢えて良かったことと言えば、MBA生がどのような能力を問われているのか、人並み以上に努力してもできなかった、ということがわかったことでしょうか。

マイケル・ポーターの競争戦略を思い出しましたが、やはり強みにフォーカスすべきだと思います。苦手なことをいくら努力したところで人並み以上にはなりません。

一方、私は理系だったこともあり、Mathは苦労せずに満点近く取れました。

 

朗報としては、MBA留学には通常650点以上が必要とされていますが、大学によってはGMATスコアを重視しないトップスクールもありますスコア不足で落とされるのではないかと不安になることもありますが、出願や面接で補う覚悟でいきましょう。

 

出願対策

スコアの準備ができたところで、本格的に留学予備校の検討をしました。候補はAGOS、アルファ、MBA Loungeなどです。

もともとはAGOSに登録しセミナーやIELTS対策でお世話になりましたが、アメリカへの合格者が圧倒的に多く、また受講生が多いためにきめ細かな個別対応ができていない印象を受けました。コストも他の予備校の比にならない程高いです。知名度があり、セミナーや講師も充実しているのですが、AGOSへお金を払った人のうち、MBA留学を実現できているのはほんの僅かではないでしょうか。

最終的にアルファとMBA Loungeで悩みましたが、私は一人一人の個性をより尊重してくれそうだったMBA Loungeを選びました。実際、的確なクイックレスポンスと親身な対応に大変満足しています。アジアMBAとのコネクションが強い点も魅力でした。

 

出願ですが、やることは大きくCV作成、アプリケーション作成と面接になります。

手順は就活に似ていますが、幼少期からこれまでの価値観を整理し、Why MBA? Why HK? Why HKU?を掘り下げます。キャリアゴールも定番の質問です。CV作成のテクニックなど、細かな点はサンプルなどを見ながら予備校と議論して頂ければと思いますが、自己分析ができていないと何も始めようがない、ということだけまずはご理解頂ければと思います。

 

最後に面接対策ですが、MBA Lounge経由で、実績豊富なネイティブ講師の方にお願いしました。1時間2万円と決して安くない投資ですが、複数回の模擬面接を通して細かな点までご指導頂くことができ大変満足しています。

 

さいごに

万人に当てまはる対策はありませんが、具体的なご質問などありましたらコメントや直接お問合せ頂けると幸いです。MBA Loungeでヒーローインタビューもさせて頂きましたので、以下のリンクも拝見頂けると幸いです。

MBAラウンジ ヒーローインタビュー

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