MBA留学準備(スピーキング、面接対策)

小さい頃から英語を習ってきているはずなのに、どうしても日本人は英会話が苦手ですよね。

私自身、公文や駅前留学など英語学習にはかなりの時間を費やしてきましたし、ロスやベルギーへ行ったり駐在までさせてもらっている割にあまり自信がありません。

特に、IELTSのスピーキングテストは最終的にバンド6.5までは取れましたが本当に苦手でした。発音が悪いだけでなく、それ以上にその場で雑談を展開する力も足りないと感じています。

ということであまり説得力がなくて申し訳ないのですが、今回は如何にお金をかけずに効率よく学ぶかという視点で自分の例を紹介しておきたいと思います。

ちなみに私はTOEFL受験していないのでIELTS対策という前提で参考にしていただけると幸いです。

 

基礎力養成

実は学習初期の頃、AGOSのIELTSコースを一通り受講しており、スピーキングはBASEとCOREコースを取りました。

結果的には受講が終わったところでバンド4.0しかとれませんでした。3時間×4回のコースで5万円ほど払っていましたのでコスパの悪さは言うまでもないです。

なぜ結果が出なかったのか考えたのですが、当時そもそも仕事が忙しく授業以外で勉強時間が確保できていませんでしたし、英語を話す環境もなかったのが原因だと思います。

 

その後、オンライン英会話で基礎力を鍛えることにしました。オンライン英会話を一通り調べ、結果的にレアジョブ英会話 を始めることにしました。

理由はある程度評判がよく、業界最安レベルであり、無料体験後に日本人とのフィードバックもあり、値段の割にサービス内容が充実していると思ったためです。休会制度というのも便利で、勉強する余裕がない時は一時的に費用を払わずお休みもできます。

レアジョブの中でもお勧めは値段の高いビジネスコース、ではなく「Daily News Article」です。割と語彙のレベルが高く、様々な分野のニュースに触れて自分の考えを述べる練習ができるため、MBA受験の基礎力養成に適しています。

因みに、レアジョブはフィリピン人講師のみになりますが、DMM英会話はネイティブ講師とのセッションもあり人気が高いようです。

今時駅前留学や留学予備校に通うより、オンライン英会話の方が圧倒的に時間効率が良いです。何といっても毎日30分でも続けて習慣にしないことには結果が出ませんので、簡単に挫折しないように工夫されているオンライン英会話を使わない手はありません。

 

IELTS・TOEFL対策

IELTSのスピーキングでバンド5.0ほど取れる実力がついた時点で、少しずつ特化型の教育にシフトしていくと良いです。

私はmytutor というサービスを使用しました。IELTS・TOEFL対策がある数少ないオンライン英会話であること、業界最安値であること(講師はフィリピン人)、トライアルが2回あって安心して入会できることが決め手でした。さらに自分の学習ペースに合わせて受講のオプションが多く用意されています。

ただし、これもオンライン英会話だけに頼るのではなく、独学の時間をより多く取り会話に使える表現を増やしていきましょう。

IELTSのスピーキングはビジネスというよりは日常会話の表現をどれだけ知っていて使えているかにフォーカスされている印象がありますので、中高で習った単語・熟語を使いこなせるレベルになるまでトイレや通勤時間を使って覚えるということをしていました。

また、一つの表現しか知らないとつぶしが利かないので、同じことを伝えるにしても表現方法を最低3つは考えるようにしていました。そうすることで、一番ナチュラルな表現が少しずつ使えるようになってきます。

 

面接対策

面接対策は英語力をつけるのではなく、伝え方にフォーカスしましょう。

特にアジアのMBAであれば面接でネイティブのように流暢に話す必要はありません。英語力はIELTS・TOEFLである程度保証されていますし、そもそも日本人が中国人やインド人より上手く話せると思われていないので大丈夫です。

寧ろ面接では、アプリケーションの中身とかけ離れている発言をしていないかとか、入学しても周りとトラブルを起こしそうな性格ではないかを見られています。

 

基本的に聞かれる質問である、Why MBA? Why this school? What is your future aspiration? など核となる質問は完璧に答えられるように何度も発声練習をしてください。何でもそうですが、ある程度型を持っておくと変化球がきても対応できるようになります。

時事ネタや仕事での成果についても詳細を聞かれることがありますが、こんな質問きたらどう答えようかなと日常的に考えておくと良いです。基本的には自分が書いたアプリケーションから質問が飛んでくるので、突っ込まれた時に上手く答えられないことは書かないようにしましょう。

もう一つ、面接の最後にアドミッションから、何か質問ある?と聞かれるのでWitに富んだ質問を3つくらい用意しておきましょう。よく準備していることが伝わると印象がいいと思います。

 

対策ですが、私は面接慣れしていなかったこともあり、MBAラウンジ経由でネイティブ講師のDavidさんにマンツーマン指導をお願いしました。基本的には模擬面接の繰り返しで、自分が解答したことに対し的確にフィードバックして頂けるので、面接に自信がない方は一度受講されることをお勧めします。後悔先に立たず、です。

 

さいごに

基礎力のないうちにIELTS・TOEFL対策に手をつけるとお金や時間を無駄にするだけでなく、途中で挫折する原因にもなりかねません。まずはお金をかけずに十分な基礎力をつけてからにしましょう。

私もスコアメイクには約4年ほどかかっていますので、なかなかスコアが伸びなくても気長にやる覚悟で頑張りましょう!

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